先日、読書感想文のコツについて書きましたが
これってブログと同じで「考えてることをコトバにする」トレーニングなんですよね
まあアタリマエの話なんですがわざわざこんなことを書くのは、最近「考えてることをコトバにできない人」が急増してるように感じるんです
高齢化が進んでいるからなのか、テキストのやり取りばかりで直接対話力が低下しているのか・・
原因はハッキリしませんが「要領を得ないこと」を延々と話す人に多く出くわします
「これはリンゴですか?」と聞いてるのに「リンゴよりバナナのほうが好きなんです」のようなヨクワカラナイ返答をする人がホント多い
それが顕著なのは電話での問い合わせで、こんな感じ
「お電話ありがとうございます、○○の誰それです」
「あ、すいません、✕✕のことで聞きたいんですが・・」
「はい、✕✕ですね?」
「はい、✕✕の・・・えーと、なんていったらいいのかなー・・あのー・・・」
こんな風に「電話が繋がってから言うべきことを考え出す」人がかなり居てオドロキます
「なんて言っていいのかわからない」のならわかるようになってから電話をかけてくれ
そっちはヒマでもこっちは業務中なんです。
そもそも今どき電話で問い合わせをすること自体がナンセンスでしょ?
こういう人ってメールをメンドクサがってるふりをしていますが、実は考えていることを文字にすることができない人たちなんです
だから声で伝えようとするんだけど、文字にできないことをコトバにできるはずがなく「えーと、あのー」を連発しちゃうんですね
それが高齢者ならまだ理解できますが、年令に関わらずこんな人がいてホントに驚かされます
同じ行動パターンで毎日を過ごしているうちに「考える機能」が衰えちゃってるのかな?
「考えてる人」かどうかは少し話せばすぐにわかります
そして、何も考えていない人って単純にカッコワルイ
もしそんな風になりたくないなら「考える」ことをやめないこと。
人間って使わない機能は衰えてしまいます
答えが出るかどうか?なんてどーでもいいんです
大事なのは「考えること」に対してフットワークを軽くしておくこと。
読書感想文をそのためのトレーニングと捉えれば、タイクツな宿題の消化も少しは楽しくなりそうですし
「自分の考えをコトバにできる」のは楽しいことだと、気づくキッカケにもなるはず
そしてこのスキルを身につければ、スマホなんてなくても空き時間に退屈することはないし、本の読み方、映画の見方、周りの見え方など全てが変わります
楽しい人生になるのでオススメですよ
ではでは