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音楽とか、考え事とか

日々考えたことを書いています。

サカナクションのライブを見て感じた「どのアーティストのライブもドンドン同じノリになってきている」

原因は明らかにフェスですよね

 

ラウド系の激しいロック、デジタル系のサウンド、アコースティック系の穏やかな音楽、

それぞれのファンは全く別の世界で生きていて基本的に交わることはありませんでした

 

いろんなジャンルを楽しむファンでもそれぞれ会場に行けばそこのお作法に従う

そういった暗黙のルールがあったはずなんです

 

それが今はどの会場に行っても似たような盛り上がり方をしている

 

もちろんアコースティック系でダイブが起きるわけではありませんが

穏やかな音楽でも激しめロックのノリ方に寄ってきているように感じます

 

フェスという会場でいろんなファンが出会い同じ空間で盛り上がった結果

混ざり合って最大公約数的なノリ方が生まれたんだと思います

 

イントロでは「オイ!オイ!」とみんなでコールして

Bメロで静かになったら手をつないでサークルを作り

サビに入るタイミングで円の中心に向かって猛ダッシュ!

ひとしきりぶつかり合ってから腕を振り上げて盛り上がる

曲が終わったらお互いの労をねぎらうように称えあう

 

みたいなノリですね

このへんは以前にも書いています

 

rikutukoneo.hatenablog.com

rikutukoneo.hatenablog.com

クラブミュージックとフォークソングをルーツにもつ(と思う)サカナクションですらフェスではサークルが発生しますから

盛り上がるんだったらジャンルなんてどうでもいいぜ!って感じ

 

まさに「音楽はスポーツ!」ノリの若者たちです

 

そのサカナのワンマンライブでも数年前からイントロオイオイコールが発生しています

フェス経由のファンがワンマンに流れてきているのと

元々のファンがフェスでそのノリを覚えて持ち帰っているんでしょう

 

でもこれ、フェスに参加しないファンにとっては眉をひそめるノリだったはずです

こんなノリ方・・・なんか違う・・・、ってね

 

ここで古参ファンは

①サカナはそんなノリじゃない!と受け入れないタイプ

②楽しけりゃいいかと流されるタイプ

の2タイプに分かれます

 

まあそれぞれの自由なのでどっちの選択でもいいんですが

大きな流れに抵抗してもあまり意味がないと思うんですよね

 

フェス経由のファンが大量に流れてくる傾向はこれからも続きますし

先日のサカナライブではボーカル山口一郎さんがいよいよそれを受け入れて

オイオイコールに合わせて手を振り上げて会場をあおっていました

 

もうこうなるとそっちが公式のノリ方になりますから

ヘンに固執しないで受け入れるほうがいいんじゃないでしょうか

 

あくまで頑なに拒絶し続けると「昔はね・・」とすぐに説教をたれるメンドクサイやつになってしまいます

そういう古参ファン、あなたの周りにもいませんか?

 

僕もオイオイコールが起こる前からのファンなので眉をひそめていたのですが

そろそろ受け入れようかと思っています

 

流されてる感もあって悔しいんですがステージの演者が受け入れたんだったら仕方ない

受け入れて変化していくことも大事だと思うんです

 

ちなみにその公演では山口さんがバンドのこれからを語るシーンがあり

拡大路線をとってファンを増やしていく方向に舵を切るんだそうです

 

そのMCの中で「変わらずに変わっていこうと思っています」という言葉があり

それに反応して「笑う」人たちが会場の3割ぐらいはいました

 

ギャグだととらえる人がいたんですね、ちょっとビックリです

でもこの層がフェス経由の浅いファンなんだと思います

 

その前には

「苦手なタイアップやテレビ出演も積極的にやっていきたい」

「難しいことはつまらないという風潮を変えていきたい」

「マジョリティの中のマイノリティでいたい」

という言葉がありましたので

 

「変わらずに変わる」という言葉の意味はどう考えても

「表面的には変わったように見えても僕たちは何も変わらない。だからファンのみんなは安心してついてきてほしい」

ってことになります

 

こんなわかりやすい含みも慮れないやつらがこれから増えるんだなーと

そんなやつらのためにチケットが取れにくくなるんだなーと

 

何ともいえない気持ちになりましたがリーダーが決めた方向なら仕方ない

 

せめてこんな大事な言葉でトンチンカンに笑うやつにはならないでおこうと

ファンである自分たちも同じように変わらずに変わっていこうと

 

ココロに決めた夜でした

 

 

ライブ後に帰宅してから浅いファンについて家族に話したら

「~っていう言葉に笑うやつがいてね」という部分で僕の言いたいことを瞬時に理解してくれてすごく嬉しかった

 

感覚を共有できる人がそばにいるってのは幸せですね

 

ではでは