このセリフを言う人を時々見かけるんですけど
その殆どが「一度もお金持ちになったことがない」人たちなんですよね
金持ちになったこともない人がお金の何を知ってるのかな?
といつも思ってしまいます
なら何が大事なのか?と聞くと仲間とか絆とか家族とか、そういうコトバが返ってきます
それらが大事なのはアタリマエのことでお金の有無に関係ないんじゃないの?って思ってしまうんですよね
大事な仲間がいるけど貧乏でいつもお金の心配をしてるよりも
大事な仲間がいて、なおかつお金の苦労をせずに済むほうがいいに決まっています
家族仲良く暮らしてるけど、欲しいものを我慢したり金銭的な理由でやりたい道に進めないよりは
一緒に過ごす時間は短くても仲はよくて、それぞれがお金を気にせずにやりたい事をやってる方が幸せだと思うんです
ちなみに「お金持ちというのはどの程度か?」ですけど、お金のことを気にせずに欲しいものを手に入れたりやりたい事が出来ることだと考えています
欲しいものややりたい事にもよりますが、金額を気にせずにそれを手に入れるには相当なお金が必要になるはず
それぐらいのお金を手にして、やっとお金の本質が見えてくるんだと思います
その人自身ではなく持っているお金を目当てに周りに人が集まって、ちやほやされて、「こんな事一緒にやりませんか?」みたいな提案が殺到して、
その一つに乗ってみたら、実は提案者が甘い汁を吸うだけの事業で誰かを搾取してお金を稼ぐようなビジネスモデルだったり、そのモラルの無さを資金を出している自分のせいにされたりして、
社会的にも制裁を受けて、思わぬ借金を背負う羽目になって、アレだけ周りにいた人が誰一人連絡してこなくなって、
それでも心配して会いに来てくれる人がいて、思えばそいつらは金持ちになる前からの友達で、調子に乗ってる時にあえて厳しい批判をしてくれてて、それに腹を立てて自分から連絡を絶っていたのに、
一文無しになった自分を変わらず大事にしてくれて、話を聞いてくれて、慰めてくれて、発破をかけてくれて・・・
そうやって初めて「世の中は金じゃない」って言えると思うんですよね
多くのお金を手にしてその本質を経験しないと、ホントの怖さなんてわかりません
怖さを理解していない人が言うコトバって薄っぺらいんですよね
そんな薄いコトバに惑わされてはいけません
大多数の意見は、まずは疑ってかかるほうがいいと思います
でないと「その他大勢」になってしまいますよ
ではでは