実店舗で商売をしているとまだまだ固定電話が必須です
でもこのご時世、固定電話を設置しててもいいことが一つもなく、営業の電話がやたらとかかってきます(個人宅なら詐欺電話)
そんなのまともに相手してても時間のムダなので「さっさと切って」別のことに時間を使うべきです
営業も詐欺も、合法と非合法の違いはあっても基本は同じ「数撃ちゃ当たる」方式なので、リストを見ながら順番に電話をかけているに過ぎません
電話をとったほうはヘンな気を使わず「あ、いいです」と即切りするほうが、自分だけでなく相手のためでもあるんですねー
いわゆるウィンウィンってやつ?
「電話料金が安くなる」とか「電気代がオトク」などと言ってきますが、まともに話を聞いてもその得がホンの数百円程度だったりして、手続きの手間を考えるとバカバカしくてお話になりません
価値のある情報が向こうから勝手にやってくることはない、ってことです
それでも断るタイミングをとれずにズルズルと話を聞いてしまう人がいます
お人好しな人ほど、この傾向が強いんですが
そんな人にカンタンな対処法を伝授します
「今お使いのお電話の・・」
「毎月の電気代を・・」
「光回線を・・」
「無料でサイトに掲載・・」
なんて言い方は全て営業トークですので、これらが出た瞬間に「けっこうで~す」といって切りましょう
間髪入れてはいけません、「で~す」の「す」と同時に切るぐらいでちょうどいい
これを意識しだすと、こちら側も自然と「効率」に意識が行くから不思議です
できるだけムダな時間を省いて「いかに効率よく切れたか?」にチャレンジするようになっていくんです
そして感情に波風が立たなくなり、機械的に対応できるようになります
さらに自身の「センサー精度」を上げていくと、声のトーンで「あ、営業だ」とわかるようになってきます
そうなるともう「居合斬り」のようで、切るボタンに指をかけながらコトバを待ち、その瞬間が来たらコンマ何秒で即切りができるようになります
左手で柄(つか)をカチャリとあげて様子を伺う、サムライノヨウナタタズマイデス
それでもまだ罪悪感があるなら「けっこうで~す」をできるだけ明るい声でいいましょう
そうすれば爽やかな後味になり気持ちが重くなることもありません
「営業電話居合切り」は固定電話と共に働くなら必須のスキルですよ
ではでは