運動することをなにがなんでも嫌がる人がいます
それも「走る」とか「スポーツをする」というレベルの話ではなく
・ビルの2階に上がる際でも階段は使わずにエレベーターを待つ
・500メートル先のコンビニに行くのにわざわざ車を使う
といった日常的な運動を極端に嫌がる人たちです
僕は歩いたり階段を上るのが苦にならないタイプなのでわざわざエレベーターを待つほうが面倒くさいですし、車を出すほうが億劫になってしまいます
全く別の人種といってもいいぐらい理解できないんですけど
こういった運動嫌いな人たちってその危険性をちゃんと理解してるんでしょうか?
歩くというのは最も基本的な運動ですので、それすらしないと足腰は弱る一方です
そうやって年をとっていくことが怖くないのかな
体力って25歳ぐらいがピークで何もしなければ下降線をたどっていきますよね
例えばピークを100として30を切ると一人で歩けなくなるとしたら
寿命を全うするその日までいかにして31以上を保つか、が大事だと思うんです
まともに歩けなくなったら人生楽しくないでしょ?
歩けなくなるってことは家の中では四つん這いになって移動するということで
人の助けを借りないと家の外には出られないってことです
そうなりたくないのなら遅くても40代ぐらいからしっかり歩いて
体力の下降線に抵抗するべきだと思うんです
だって、家族とか他人に下の世話なんかしてもらいたくないでしょ?
自分で食べて自分でトイレをして、最後まで人間らしく生きたいと思いませんか??
僕は最近、軽くですがジョギングを始めました
きっかけは電車に遅れそうになって駅まで走ったことです
ほんの5~6分ぐらいですが全力で走ったところ
全く思うように走ることができずにすぐに横っ腹が痛くなって
息が切れるばかりでヘロヘロになってしまい
その後ぜんそくが出て次の日は脚が軽い肉離れになってしまいました
ほんの5~6分ですよ?
距離にするとたぶん5~600メートルぐらいでしょう
その時に本気でヤバいなって思ったんです
たったこれだけ走っただけでこんなにキツイなんて
走ること自体が身体にとってタブーになってるな、ってね
あまりに衝撃的だったんですよ
普段から歩いたり階段上ったりはフツーにしてたのに・・
でもそんなんじゃ全然足りなかったってことですよね
最近は毎日3キロのジョギングをしていて
体力ついてきたな、と感じるようになってきました
今の年齢でヤバさに気付けてよかったと思っています
60代で気づいてもなかなか頑張れないんじゃないかな
体力と同時に気力も衰えますもんね
それに下降線は加速度的に落ちていきますから
40代と60代とではその効果に大きな違いが出ると思うんです
「なにかを始めるのに遅すぎるということはない」という素晴らしい言葉がありますが
「どうせやるなら早いほうがいい」のも事実だと思います
運動を始めたことで「運動をしないことの怖さ」に気付けたのは
すごくよかったと思っています
ではでは