音楽とか、考え事とか

音楽とか、考え事とか

日々考えたことを書いています。

凛として時雨の音はココロのヒミツに突き刺さってくる

 

凛として時雨、というロックバンドをご存知でしょうか?

 

ウィキコピペでに説明すると

 

凛として時雨(りんとしてしぐれ、Ling tosite sigure)は、男女ツインボーカル日本3ピースロックバンド。所属事務所は、ムーヴィング・オン。所属レコード会社はソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ。略称は主に「時雨」。

 

ということなんだけど

 

何がすごいかって、鳴らす音が「臆病なヤツの心の叫び」に周波数がピッタリ合ってることだと思います

 

高音ボーカル、鋭いギター、野太いベース、たたみかけるようなドラム、それらが合わさって迫ってくる感じが声に出せない叫び声のように感じるんです(便利な言葉だとグルーヴ)

 

周波数がピッタリあってシンクロする感じにゾクゾクするんですよねー

 

歌詞がグッと来るバンドは多くあると思いますが、音そのものがここまで心の秘密に迫ってくるバンドもそう無いでしょう

 

どの曲が?というのではなく、凛として時雨自体がそういう感じ。

 

世の中には自分の意見を、思っていることをうまく話すことが出来ない人がいます

 

僕もそうです。

 

まあ、だからこんなブログを書いてるだけど。

 

そういう僕みたいな人間は、言葉を発しないからといって意見がないわけではありません

むしろ外に出さない分、他の人よりも強い「言いたいこと」があるんです

 

だから心の中でいつも叫んでいます、いました

特に思春期の頃なんか夜ベッドに寝転んだときに「心のわめき」に飲み込まれそうになったりしたもんです

 

その「わめきの周波数」にピッタリと合っているのが「凛として時雨の音楽」なんですね

 

だから、繰り返しになりますが、この曲がどうとかあの歌詞がどうとかっていう断片的なことじゃなく、「凛として時雨」自体が心の奥の方にある「誰にも言えない秘密」にダイレクトにビンビン伝わってくるんです

 

一音一音がココロに突き刺さってきて、そしてシンクロする感じ

 

ピンと張った糸のような、切れそうなほど細いのに決して切れないような強さ、そんな緊張感があるんですよね

 

かなりうるさい音楽なのに(ロックですからね)聴いてると熱くなりながらも、どこか落ち着く気がします

 

ココロを鷲掴みってところでしょうか。

 

ちなみに先日ライブを見に行った時は、すぐ後ろの男子2人が終始熱唱していて、ずっと後ろから副音声が聞こえていました

 

お前の歌声を聞きに来たんじゃねーよ、とは思いながらも・・

 

やっぱみんな熱くなるんですね~

 

ではでは