音楽とか、考え事とか

音楽とか、考え事とか

日々考えたことを書いています。

学校の各教室に置くべき、授業で取り上げるべき本

 

先日、熊本地震時の学生ボランティアによるLINEログの書籍を紹介しましたが

 

rikutukoneo.hatenablog.com

 

こういう「災害時のリアルなLINEの運用方法」って子供の頃から知っておくべきだなー、と思いました

 

それも、本格的にスマホを使い出す年齢、今なら中学生ぐらいかな?その子たちが読むとよりリアルに学べると思うんです

 

普段からアタリマエのように使っている連絡ツールが「災害時にどう活用できるのか?」肌で感じることができると思うんですよねー

 

そのインパクトは僕たち大人よりもはるかに大きいはず。

 

ぼくたちアラフォーはLINE登場時には30代に差し掛かっており、すでに出来上がっている生活の中に「連絡ツールとしてLINEを取り込んだ」に過ぎません

 

あ、これ便利だねー、って感じ。

 

既存のコミュニティでライングループを作ったり、別で新たにグループを作っても、それぞれのグループが隣り合っていたり重なっていたりすることはあまり無い気がします

 

また、「LINEはやらない」という人もたくさんおり、何かにつけてやたらと電話してくる人もかなりいる、そんな世代なんです

 

でも子どもたちはスマホを持った瞬間にLINEを使いながら成長することになります

 

便利なツールの上にコミュニティを形成していく感じ。

 

LINEと共に人間関係を学び、グループを作りながらコミュニティを作り、それぞれが隣り合い重なりながら複雑に絡み合って共存していきます

 

一人の子が同じクラスのいくつものグループに属していたり、それ以外にも部活、委員会、塾、バイト先など、

それぞれメンバーが重複していたり、別のグループ同士のつなぎ役がいたりと、複雑なコミュニティの使い分けをアタリマエのようにこなしているはずなんです

 

そんな複雑なグループコミュニティを難なく使いこなす子どもたちなら、この本を読むことでグループの階層化なども含めて「災害時にどういったネットワークを形成するべきなのか?」を感覚として理解できると思いますし、僕たち大人が気づかないような活用方法も生まれてくるかもしれません

 

授業で取り上げてもいいんじゃないかな?

 

そうやって「災害時のLINEの活用」をなるべく若いうちから世代で共有しておくことは、今年もまたアチコチで災害が起こるであろうこの国では、スゴク重要なことだと思いました

 

 ではでは