「チャンポンすると悪酔いする」「空きっ腹で飲むと悪酔いする」
なんてことをよく聞きますが、その度に「なに言ってんの?」と思ってしまいます
「チャンポン」ってのは色んな種類のお酒を飲むってことなんだけど、ずっと同じ種類のお酒ばかり飲み続ける人って少ないと思うんです
飲み会の際に乾杯からお開きまで「ずっとビール」「ずっと酎ハイ」って人のほうが少ないんじゃないかな(もちもんそういう人もいます)
最初の乾杯はビールで2杯目はハイボール、3杯目以降は日本酒や焼酎を飲んだり、一軒目では酎ハイだけど二軒目では水割りを飲んだり、そんな人のほうが多い気がします
そもそもカクテルなんてベースがジンだったりウォッカだったりして、2杯も飲めば立派なチャンポンです
それなのに「チャンポンは悪酔い」なんて言われてもイマイチ納得ができません
お酒の種類の問題ではなく単純に「飲みすぎて」いるだけだと思うんですよねー
なら「飲みすぎた」といえばいいのに、なんで「悪酔い」って言い方になるのかな?
酒のせいにするなよ!って思っちゃいます
空きっ腹もそうですよね、そんなこと誰でも知っているのに食べずにガブガブ飲んだのが原因です
「いやキチンと食べていたのに悪酔いしたんだ」なんて人もいると思いますが、それって体調が悪かっただけでしょ
どうも「酒が強いほうがカッコいい」という価値観があるようで、その「酒豪崇拝」が影響しているように思います
「いや、いつもはもっと飲めるんだ」なんて言い訳のためにできたコトバが「悪酔い」のような気がしてなりません
ちなみにこれって男性特有の感覚で、女性がこういったことを口にしているのをあまり聞きませんよね
やはり男性は「強さ」に対する強烈なコンプレックスがあるってことでしょうか
まあだからどうだってことでもなく「悪酔い」ってコトバを使いたい人は使えばいーんですけど、ぼく自身はなるべく使わないようにしたいな、って思っています
少し飲んで「今日は調子が悪いな」ってなったらノンアルを飲んで楽しみたいし、それをしてもアレコレ言われない飲み会にのみ参加したいものです
「オレの酒が飲めないのか・・」なんて人がいる場には絶対に行きたくない!
ではでは