突発性難聴という病気をご存知のかたも多いと思います
突然に原因不明な内耳性の感音性難聴が発症する疾患である(ウィキペディアより)
文字通り突然耳が聞こえにくくなり、放って置くと治らなくなるという怖い病気です
発症してから1週間が勝負だそうで、その期間に適切な治療を受けることが大事なんだとか・・
まじ怖いですね。
余談ですが、僕は以前に嗅覚が突然機能しなくなり料理の味が全くわからなくなったことがあるのですが、そのときに「神経の病気は1週間が勝負」と言われました
耳でも鼻でも「おかしい」と思ったらすぐ受診するのがよさそうですね・・
幸い症状が出て2日後に受診できたので治療開始1週間ほどで元通り、今では毎日うまい飯を食っています
さて、この突発性難聴ですが夏フェスなどのLIVE動員が増える中、若年層による発症が増えているんだそうです
フェスはあの広いスペースに音を届けるため爆音で音楽を鳴らしていますので、前の方で一日中聴いていると耳がやられてしまうんでしょうねー
僕も初めて夏フェスに参加した時はその日の晩から耳鳴りとめまいが止まらず、とくにめまいは横になると視界がグワングワンと回る感じで1ヶ月ぐらい悩まされたかなー
知識もなく放置していたのですが、ちゃんと治って本当によかったです・・
それからはライブ用の耳栓を購入して必ず持っていくようにしています
こういうやつです↓
聞こえ方は全体的に音を軽減する感じで少しこもる感じにはなりますが、就寝用の耳栓のように音を遮断するわけではありませんし、耳の中でハウリングを起こすような痛みには抜群の効果があります
フェス参加時に、前の方で観る時は真ん中エリアが混むのでどちらかのサイドよりになることが多く、その際はスピーカー側の片耳だけ装着したり両耳ともつけたりしながらライブを楽しんでいます
爆音で楽しみたいのはやまやまなのですが、自分の身を守るのも大事ですからねー
ただ気になるのは、これだけライブ動員が増えて運営側の収益の柱になっているにもかかわらず、ライブ耳栓を販売している会場を見たことがありませんし、グッズで出しているアーティストも聞いたことがないですね(僕が知らないだけかもしれませんが)
「そんなのつけたら楽しめないよ」という意見もあるのでしょうが、これ実はコンドームと全く同じ考え方だと思うんです
SEXの際にコンドームを付けるのは男性のマナーですし、女性の妊娠リスクを回避して行為に没頭できるようにさせてあげる思いやりです
「つけないほうが気持ちいい」というのは男性側の身勝手な論理に過ぎません
※ピルやアフターピルなどもありますが薬が身体に与える影響を考慮すべきで、飲まずに済むならそれに越したことはありません
耳栓の話に戻しましょう
リスナーの健康を害してしまう恐れがあるのに「そのままの音で聴いてほしい」「そのためにサウンドチェックをしてるんだ」といった理由でそれをアナウンスしないのはどうなのかなー
言い過ぎかもしれませんが、上記の「身勝手な論理」に通じる気がしてなりません
リスクをアナウンスした上で選択肢を提示し、それぞれに選んでもらうのが運営側の責任じゃないのかなー、と思いツラツラ書いています
リスナー側も、そんなに高いものでもありませんので自己防衛のために持っておいて損はないと思いますよ
ではでは