「あ、どうぞ」と席を譲ろうとして断られた時ってほんと気まずいですよね
立ち上がりかけているのでそのまま座るのもかっこ悪いし、周りの人もなんとなく居心地が悪くて見ないふりをしてたりする
せっかくの好意が一転、地獄に変わる日常のトラップです
断った方も「まだそんな歳じゃない!」と憤慨しているのなら「好意に甘えろよ」「オトナになれよ」と思うことでなんとなくの気持ちの落とし所が見つかりますが、「次の駅で降りますので」「健康のために立つように言われてるんです」なんかだとそれすら見つからず、誰も悪くないのに気まずい空気になってしまいます
これに対して「好意なんだから黙って座れ」とか逆に「年寄りだからって甘やかすな」みたいな意見も聞きますが、結局のところ譲り方がヘタなんだと思います
僕も同じように断られて気まずくなったことがあります
立ち上がりながら「どうぞ」と言ってみたものの「次で降りますから」と断られてしまい、そのまま座るのも恥ずかしく逃げるようにドア付近まで行き、スマホを触るふりをしながらドギマギしていました
それからは別の言い方を使っています
「おっちゃん(おばちゃん)座るぅ~?」
こう聞けば気まずくなることはまずありません
何らかの理由で断られても「あ、ほんま?ほなしんどなったら言うてな~」とニコッと笑えばいいんです
関西弁の柔らかい感じに救われてるとこもありますね
「どうぞ」と言って立ち上がりかけるのがいけない
腰を浮かせてしまっているから座るのが恥ずかしく感じるんです
座ったまま「座ります?」だと上体を起こすだけで済みますので、YES、NOに関わらずヘンな空気にはなりません
標準語でもこの方法でいいんじゃないのかな
ちなみにこの方法なら気まずくならないだけでなく、その人が降り際に会釈してくれたりするので「いいことをした!」という満足感を味わうことができます
それが朝なら気持ちよく1日をスタートできますし夜なら帰って旨いビールが飲めます
おすすめの方法ですよ
ではでは