仕事でも生活でもそうですが「ヘマをしたらまず謝る」のが基本ですよね
特に仕事では、そして社会人としてやっていくなら、それが自分のせいでなくても自社がお客さんに迷惑をかけたときは「その会社の人間として」キチンと謝る必要があると思うんです
まず謝ってから、その後になぜそうなったか説明をするのが筋でしょ
でもこれ、出来ない人が多いですよねー
あちこちで見かけますし、中高年にもなって出来てないと哀しくなってしまいます
という実例が先日ありました。
仕事柄、毎日宅配業者さんが荷物を持ってくるのですが、荷物がたまに遅れることがあるんです
先日も午前指定の荷物を14時頃に持ってきました
まあ、送り主が指定しただけで特に急ぎの荷物でもなかったのでどうってことなかったんですが・・
ドアから入ってきてまず第一声が「すいません、到着が遅れてて・・」でした
その後に「こんな遅なってスンマヘンでした」と違和感アリアリの謝り方をし、荷物の受け渡しとハンコを押したら、申し訳無さそうな顔で帰って行きました
たぶん50歳前後かな?
疲れた顔のおじさんだったんですが、あまりに幼稚な対応に哀しくなってしまいました
まず最初の「すいません」は挨拶と同じで謝っているわけではありません
道を尋ねる時の「すみません」と同じようなものです
そのあとの「到着が遅れて」というのは「輸送ターミナルから自分のお店に到着するのが遅れた」という意味で「遅くなったのは自分のせいではない」と言っているんですよね
つまり「いやあ~、なんか遅くなりましたね~、オレのせいちゃうけど」と言っているんです
入ってきて第一声がコレって・・
言い訳から始めるのって小学生レベルですよね
その後に遅くなったことを詫びているように振舞っていますが「スンマヘン」という「コテコテの関西弁」をあえて使うことで、自分のプライドを守っています
日常の会話では使わない「コテコテの関西弁」をあえて使うことで、謝っているのはあくまで「従業員として」の自分であることを強調し、個人としてのプライドが傷つかないようにしているんです
ホント、ダサい
でもこういう中高年って案外多いんですよねー
「申し訳ありません、遅くなりました!」と最初に一言謝ってくれれば、こんなにモヤモヤすることもないのにね
「仕事とちっぽけなプライドとどっちが大事なのよ?」って感じです
まあでも、こういうのに出会うと「自分は大丈夫か?」とい振り返るキッカケにもなるので、完全にムダというわけでもありません
気をつけよう!と強く思いました
ではでは