映画でも漫画でも小説でも、物語ってほんと面白いですよねー
先がどうなるのかドキドキしたり主人公に感情移入してハラハラしたりと、時間を忘れて楽しんでしまいます
そこで僕が大事にしていることは「初見を大事にする」ということです
先の展開がわからずにドキドキできるのはアタリマエですが最初に観る時だけです
2度目からは話の流れがわかったうえで「そっか、ここが伏線になってたんだ」とか「こいつ、最初から犯人の行動をしてる」などを確認してその物語を深く楽しむことになります
言ってみれば1度目は右脳で楽しんで2度目以降は左脳で楽しむ感じ
感情と理屈、とも言い換えられるかもしれません
でもやっぱ「初見でドキドキして楽しむ」のが大好きなので、そうすると原作を知っている映画などはどうしても敬遠してしまいます
だって、あらすじを知ってるから
もちろん一度観た物語をまた観るのも楽しいんです
行間を読んだりふとした表情に込めた意図を読み取ったりすると、それまでよりも深く理解することが出来て高揚感を味わうことが出来ます
でも感服することはあってもドキドキはしないんですよね
映画「20世紀少年」を観た時にこれを強く感じました
原作を読んでいたので「おお、こんな風に映像にするのかー」とか「この配役、バッチリはまってるな」なんて思いながら三部まで見てたのですが、途中でドキドキしていない自分に気づきました
そりゃそうですよね、どうなるか知ってるんだから
気になっているのは「映像表現」とか「配役のマッチング」などで、これってあくまで確認作業なんです
その時に「確認作業は時間がもったいないな」って気づいたんです
映画自体は素晴らしかったんですよ
配役もマッチングがすごくて、観てるうちにそのキャラクターに見えてくるし、映像も素晴らしくて不自然さを殆ど感じませんでした
さすがプロです
「るろうに剣心」を観た時もその再現率の高さとか殺陣の素晴らしさなんかは感動しましたが、こちらも原作を読んでいるので物語自体にドキドキすることはありませんでした
やはり原作を読んでいる映画は、どうしても観るのをためらってしまいます
映画も漫画も小説もそれぞれに楽しみ方があってその人の自由ですし、僕のこだわりは視野を狭くしているのかもしません
でもやっぱ、ドキドキすることって人生の醍醐味だと思うんです
どうなるかわからないから人生って楽しい
あ、なんか自己啓発っぽくなってきた
今日はこの辺でーー
ではでは