先日、FMを聞いていると「 H Jungle with t」の「WOW WAR TONIGFHT~時には起こせよムーヴメント~」が流れてきました
ものすごく懐かしかったです
最後に聞いたのいつだったかな?15年ぐらいは経っているでしょう
「懐かしの一曲」でその当時のことを色々と思い出しながら聞きました
とは言っても20代以下の人には何を言ってるのかわからないですよね
んじゃ見てみましょう
H Jungle with t「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント ...
ダウンタウンの浜ちゃんと小室哲哉さんがコラボして作ったシングル曲で、なんと!200万枚を超える大ヒットになった1995年を代表する一曲なんです
浜ちゃんの「H」小室さんの哲哉の「T」で 、間の「jungle」はたしか音楽のジャンルの名前、その当時「これからはjungleが来る」と言われたけどどうだったかな?
jungleって流行ったっけ?どうだったっけ?
よく覚えていません
それを聞きながら思ったんですけど、こういうネタモノって振り返るとむず痒さしか感じませんね
今の若者の感覚だと多分、ダウンタウンといえばお笑い界の大御所で小室哲哉はちょっと前になんか捕まってなかったっけ?
その2人が昔一緒に音楽やってたんだ、ふーん、ってこの曲なんか古っ! ぐらいだと思います(知らんけど)
僕も十数年ぶりに聞きながら「古いな~」と感じました
今で言うところのEDM的な位置づけの音楽のはずなのに音数が少なくてなんかスカスカしてるし、浜ちゃんはとにかく歌が下手だし(これは仕方ない)
途中で入る松ちゃんの「B・・U・・S・・A・・I・・K・・U!」のセリフもなんか寒々しい・・
「歌が下手な兄ちゃんがなんかダンスっぽい音楽を歌ってる」といった印象です
やっぱり振り返っちゃダメなんですよね、その時代のことがわかってないと「面白さ」が全く理解できないんですよ
その当時、お笑い界で飛ぶ鳥を落とす勢いのまま天下を取った若手ナンバーワンのダウンタウンと、同じ時に音楽でヒットを飛ばしまくって天下を取っていた小室哲哉というプロデューサーが
「悪ふざけでタッグを組んだのにホンキで売れる曲を作った!」というのがその当時はものすごく面白かったんです
「ダウンタウンがまたやらかしやがった!」みたいな感じでね
なのにその時代を知っている僕が聞いても寒々しく感じるのは、やっぱり面白さが古くなって化石化してるんですよね
今で言うと小室さん的な人は中田ヤスタカさんで、ダウンタウンは・・・、と考えてもそれは無意味です
「コラボ」なんて言葉すらなかった時代だったからこそ斬新だったんです
「笑い」ってその時代時代でどんどん変化していくもんだから「今、面白いもの」も10年後に見返すとつまらなかったりするんでしょう
そういう意味では昔面白かったネタ番組のDVDボックスセットなんかを買っても
寂しさしか感じないのかもしれませんね
逆に今でも当時と同じように大笑いできるとしたら自分自身の感性がその時代で止まってるってことかも
それはそれでコワイ
どんどん新しい笑いが出てくる世界は常に「今」を楽しむべきで振り返ってはいけないんだと思います
ではでは