夏フェスと違い「冬フェス」は寒さとの戦いです
熱いライブを観て盛り上がるのですが、会場の中央~後方でゆったり観るのと前のほうでノリノリになるのではその対策が大きく変わります
そこを間違うと汗だくになり体を冷やしてしまったり足元から底冷えたりして体調を崩してしまうことに・・
そうならないよう対策を取りたいのですが、その日のラインナップによって楽しみ方も変わるはずなので事前にタイムテーブルを見て回り方を決める際に「それによってどっちの格好をしていくのか?」も検討しましょう
では具体的な対策です
●中央~後方で観るゆったり派
基本的には冬のお出かけの格好でOKですが上着の脱ぎ着で体感温度を調節しますので脱いだ時に邪魔にならない軽い上着が向いています(中綿、ウィンドブレーカー、ダウンなど)
私の場合は・・
トップス:メッシュインナー(後述します)+ヒートテック+ロンTの組み合わせに上着は中綿
ボトム:ヒートテック+速乾性スエット
・・という組み合わせです
会場内は思ったよりも寒くゆったり観るなら上下ともにヒートテックが必須です
寒がりな人は極暖や超極暖でもよいかもしれませんしストールなども便利です
もしそれで暑すぎても、かつてと違いトイレも少し離れたところや会場外のWTC、ATCなどを利用すれば全然混んでおらず「暑すぎる」と思えば移動して脱ぎに行けます
逆に準備が足りずに寒さを感じてもその状態で一日過ごすしかなくかなりキツイです
充分すぎる準備をし、暑い場合は脱いで調節するのが基本だと思います
また会場の床はコンクリートでかなり底冷えしますのでハイカットの靴がおすすめです
コンバースやバンズのデッキシューズが音楽好きっぽいのはわかりますが保温性に欠けるのでかなり冷えます
ボアになっているブーツなど相当保温性の良いものを履いていても暑すぎることはまずありませんのでこちらも充分すぎる準備が良いと思います
カイロを持って行っても良いかもしれませんが上記の保温がしっかりできていればそこまで必要だとは感じません
指先などが冷えてしまう方など必要性は限定的だと思います
●前のほうでガンガン観るノリノリ派
とにかく汗をかくのでその汗で身体を冷やしてしまわない対策がかなり重要です
その場合汗ふきシートはあまり意味がなく(ニオイ対策にはなるけど)カイロで寒さをしのぐのも難しいでしょう
ヒートテックは速乾性がなく一度汗をかくと全然乾かず身体をメチャメチャ冷やし、登山家の間では「命取りになる」なんて声もあるようです
こまめな着替えといっても一日に多くのステージを見るのでその度に更衣スペースに行き着替え、そのための服をカバンに入れて移動するのは現実的ではありませんし、かといってクロークに預けておきその度に荷物を出し入れするのも面倒です
ならどうするか?という話ですが、私がオススメするのはこんなやつです(ドライナミックメッシュ)
登山家たちがインナーに着込む汗対策ウェアで、その粗いメッシュが体表から汗を吸い出し身体に直接水分を触れさせないようにして冷えを防ぎます
その2もありますよー(カバンや便利グッズなど)