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ボランティアに行く際は「傲慢になっている自分」をしっかりと意識しよう

先日、西日本豪雨災害のボランティアに参加したときのことを書きましたが

 

rikutukoneo.hatenablog.com

その時についうっかり「無神経な質問」をしてしまったんです

 

これ、けっこうやりがちな失敗だと思うので自戒の意味も込めてちょっと書いておきます

 

ぼくが派遣されたのは個人宅ではなかったので、作業をしながら現場を管理している方に「ここは何の建物なんですか?」と聞いてみたんです

すると「○○の施設なんです。私はその職員です」と説明してくれました

 

それを聞いてつい反射的に「他のスタッフの方は大丈夫だったんですか?」と聞いてしまったんです

ホント無神経で、配慮のカケラもない質問です

本当に申し訳ありませんでした

 

幸い「ええ、その時は誰も居なかったので被害は建物だけです」とのことで胸をなでおろしたのですが、もし大切な方を亡くされていたら僕はどうするつもりだったんだろう・・

 

質問した後ゾッとし、自分の無神経さに嫌気が差しました

 

あれだけの被害があり、ニュースで連日亡くなられた方の人数が増えているような状況で、どう考えても「絶対にしてはいけない質問」です

もしかすると職員の方に被害はなくても、親族やお知り合いの方が被害があわれているのかもしれません

それでも必死に前を向いて頑張っていらっしゃるのかもしれないんです

 

そんなこと部外者が無邪気に詮索していいことではありません

 

ボランティアに行くとどうしても「いいことをしている」「人助けをしている」という気持ちになってしまい、被害に遭われた方に対して配慮が薄れてしまうんだと思います

そんなつもりはなくても「いいことをしている自分」に浸りながら、体を動かし汗をかいて充実感を伴う疲労を感じてくると、無意識のうちに小さな高揚感を覚え感覚が鈍くなってしまい、細かい気配りができなくなるんです

 

被災地でバシャバシャ写真を撮ったりSNSにアップしてしまうのも、そういった傲慢な心理からでしょう

 

大変なことが起きて大きな被害が出ているからボランティアに参加しているんです

なら、していいのは今の話だけ、これからのことを話すのも憚られるような中で過去をほじくり返すようなことは絶対にしてはいけません

 

もしその方の周りに人的な被害がなくても、泥に埋もれた家を片付けながら「ホントにまた住めるのか」「この作業に意味があるんだろうか」という不安な気持ちを抱えてる方が多くいらっしゃるはずです

そんな方たちの心を、無邪気な質問で無神経にえぐるようなことは絶対にあってはならないんです

 

自分は休みを返上してボランティアに参加している、現場で汗をかいて人の役に立っている、見返りを求めず時間と労力を提供している・・

 

そんな気持ちを少しでも抱いてしまうのは人間だから仕方ないと思うのですが、それを表に出してしまわないように細心の注意をはらいましょう

 

でないと被害に遭われた方が傷つき、萎縮してしまいます

 

ボランティアに参加すると無意識のうちに傲慢になるんだと、身をもって思い知らされました

参加される方はホントに気をつけてくださいね

 

ではでは