例えばうどん屋さんで、入ってきたお客さんが「うどん、ありますか?」なんて聞いてくることは、まずありません
アタリマエですね、「はぁ?当たり前やろ」「看板見えへんのか」って話です
でもこれがサービス系のお店になるとなぜか変わってきます
時計修理屋さんで「修理できますか?」
マッサージ店で「マッサージできますか?」
合鍵屋さんで「合鍵出来ますか?」
モノでなくサービスを売っているからでしょうか?
こんなアホみたいな質問をしてくる人がかなり居て、ビックリします
これって、ようは予防線を張っているんですよね
もし「いえ、こちらではやっていません」と言われても「あ、やっぱそうなんですね」なんて言って逃げるための予防線。
「いや、違うかなって思ってたんですよ」「聞いてみただけなんです」なんてセリフも用意しているのかな
そうやって小さなプライドが傷つかないように、大事に大事に守っているんですね
本人はきっとそんなつもりはなく「マッサージしてほしいんですけど・・」と同じ意味合いで使ってるんでしょう
普段からあまりにも予防線を張りすぎていて、もはやフツーに話せなくなっているんですね
でもこれってなんか「強迫性障害」みたいです
一方、予防線を張られた側はそれが「予防線である」ことにすぐ気づきますから、瞬時に警戒態勢を取ります
やたらと予防線を張る人が「幼稚で弱い人間」であることを知っているからです
そんな人のガラスのハートをむやみに刺激してしまうと、突然激昂したり場合によっては暴力を振るわれるかもしれません
だから警戒態勢のまま話を聞き、表情を観察して危険度を探り、その人が買おうとしている商品の額(売上げ)とリスクを天秤にかけて、
リスクのほうが大きいと判断した場合は「それならマッサージではなく接骨院に行かれる方がよさそうですね」なんて親切を装って追い出そうとするんです
「予防線張りマン」はそもそも自身と向き合うことを避けているので洞察力が鈍く、そのことに全く気付きません
「あのお店は儲け主義じゃない!お客のことを第一に考えてくれるんだ!!」なんて嬉々として家族に話しているような人は、そのお店が「なぜ儲けようとしなかったのか?」ということを一度ジックリ考えてみたほうがいいですよ
本題に入るまでの前置きがやたらと長い人も同じです
「お忙しいところすみませんちょっとお聞きしたいことがあるんですが、あ、ネットで調べようとも思ったんですが、あれこれ検索するよりも聞いたほうが早いかなって、ああ、でも、もしお忙しいのでしたらまた改めて・・」
なんて早口でまくしたてる人もやはり「予防線張りマン」とみて間違いないでしょう
やたらと予防線を張ってしまう人は、その自信のなさがどこから来ているのか?何に起因するものなのか?一度「本気で」考えてみるべきです
お盆休みでやたらと時間がある人にはオススメの時間の過ごし方ですよー
ではでは
その2も書きました