音楽とか、考え事とか

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日々考えたことを書いています。

サマソニ2017で感じた、パリピとロック好きの根本的な違いについて

先週末に通称サマソニSUMMER SONIC大阪に行ってきました

いや~、暑かった

 

今年は例年に比べてEDM系やDJが多く出演しており、それ目当てのパリピが多く来場していたように思います

 

なんせ女性のビキニ率が非常に高かった!

 

僕はロック系のライブにしか行かないので、今回はじめてパリピを目の当たりにしたのですが、彼らの楽しみ方はこっち側とは全くベツモノなんですねー

 

ロック系はステージが始まると基本的にはそれを観て楽しみます

「ステージ対自分」の一対一のエンタメなので隣に誰がいてもが関係ありません

友達同士で来てる人たちも演奏中はステージに集中してて、曲間で「めっちゃいい」「やばい」など言い合う感じです

 

もちろんずっとスマホを見てて「なにしに来たの?」という人や、静かな曲中にささやきあって盛り上がってるカップルもいるにはいますが、あくまでもごく少数の特殊な例です

 

モッシュやダイブも起きますがそれもやはりステージあっての楽しみ方で、巻き込まれた人は「ウザ!」となりますが、それも含めてロック系ライブの楽しみ方なんだと思います(僕は嫌いですが)

 

例外としては最近よく発生しているサークルですね

 

あいつらはステージなんか見ずに自分たちだけで楽しんいますので、完全に演奏をダシに使っています

生演奏を自分たちが盛り上がる道具に使っているだけなので「だったらカラオケでいいんじゃないの?」といつも思ってしまいます

 

この行動原理がもっと強いのがパリピなんだと思います

ビックリしたんですけど彼らはステージをあまり見ないんですね

 

ステージが始まってるのに仲間内で輪になってムービーを撮っていたり、自撮りをしながらその画面に映っている自分の顔を見て踊ってる人とか、ずっとスマホを見ながら高速でなにか入力している人もいます(たぶんSNS

 

まあ確かにDJプレイって機材を触ってるだけのことが多いので、ステージを見てるだけじゃつまんないのかもしれませんけど、なんか独特のノリ方だな~と思いました

 

ここ何年かでEDMが大流行しているのも、そうやってSNSで拡散することで爆発的な流行が生まれたような気がします

 

「イケてるDJのライブを見ながら踊ってるオレ達」

「仲間内で楽しそうに騒いでいる私達」

 

それを仲間同士で確かめあって、安心して、SNSにその光景をアップし反応に一喜一憂する・・

感動とか楽しさを自己完結できない人って大変だなーって思いました、せめてステージが終わって帰り道でやればいいのになー

 

こういう人たちってたぶん一人だけで何かを楽しむことが苦手で、一人旅行にもいけないし、映画やアートなんかを自分だけで楽しむこともできなさそう(完全に偏見が入ってますが)

 

意識があまり自分の内面に向かってない感じがします。

 

まあ、楽しみ方はそれぞれ自由ですし「Black Eyed Peas」なんかはステージ上のラッパー自身がずっと自撮りしながらパフォーマンスしていましたので、パリピ側としてはそれが当たり前の空間なんでしょう

 

そういう意味ではサークル好きなやつらも「パリピ」になるのかも?

世の中全体がそっちに向かってるのかな??

 

こういった「世の中の流れ」みたいなものをシッカリ意識して、飲み込まれて流されないように自分の足で立っておきたいですね

 

ではでは