音楽とか、考え事とか

日々考えたことを書いています。

宅配や郵便物の配達のために個人情報を使うのはおかしい

少し前からヤマト運輸などのドライバーの労働環境が過酷で

「もうどうしようもないところまできている」

というようなトピックをよく目にするようになりました

 

ネット通販が便利で個数が増えすぎて現場が悲鳴を上げている

それなのにアマゾンなど大手が更なる利便性を求めてくる(当日配達など)

現場を守るためにはもう値上げするしかない!

時間指定も少し見直そう!!ドライバーを守るんだ!!!

 

というロジックです

 

物語のように日々ロジックが進んでいくので非常にわかりやすく

読んでいる消費者の心理にも変化が起きているようです

 

現場のドライバーさんに聞いたところ

「少しぐらい時間に遅れても以前のようにうるさく言われなくなった」

などと風当たりが柔らかくなっているとか

 

いやホント、広報の手柄ですね

これで秋には堂々と値上げを敢行できます

 

 

ところでこの「現状の配達システム」に違和感を感じませんか?

 

手紙でも宅配でも送り手が自分の名前と住所と電話番号を記入して

宛先にも相手方の情報を記載して配達人がそれを元に届けるというシステムなんですが

 

配達のためだけに個人情報を他人に知られるのってなんかおかしいと思うんです

 

これだけ個人情報に敏感な時代になっているのに郵便制度ができた明治のころから全く変わっていません

 

なぜか?

 

答えは簡単、男性優位の社会だからで

おっさん連中の感覚でシステムを構築しているからです

 

おじさんはそんな細かいことなんか気にしません

「別に知られても困らないよ」ぐらいの感じです

 

日本社会ってあらゆる面で日本人のおっさんに最適化されてるんですよね

 

僕もその「おっさん」なので個人情報の露呈にはかなり鈍感ですが

女性はきっとそうはいかないはず

 

コンビニで宅配伝票を見られるのも嫌だろうし

知らないおじさんがそれを見て自宅に配達に来るのも本当は嫌なはずです

 

ただ仕方ないから従っているだけにすぎません

 

人によっては苗字しか書かなかったり電話番号を記載しなかったりと

ささやかな抵抗を試みたりしてますね

 

でもこれって実は記載するのは名前じゃなくてもいいはずです

 

例えば名前の欄に「コアラ」と記入して家の表札にも「コアラ」と掲げておけば

それでちゃんと届くと思うんです

 

伝票の記載と実際の表札に相違がなければそれでOKじゃないのかな?

 

それに一度それで届けてもらえれば覚えてくれて次回からフツーに届きます

ウチなんて10年以上表札を出していませんがちゃんと届いています

 

これをするだけで個人情報のかなめともいえる「名前」を知られずに済みますし

そもそも家の玄関に名前を掲げるのも、もう時代に合ってない気がします

 

表札って誰かの訪問に備えるためのものですから

その相手に「コアラって書いてるよ」と伝えればそれでOKなはず

 

それが別に「やまびこ」でもいいし「AP-Z」でも「999-01」でも構いません

要はわかる人がわかればそれでいいんです

 

前を通る不特定多数に対して「この家には佐藤が住んでいます」と掲げても

メリットは何もない気がするんですよねー

 

 

荷物に個人情報を記載すると多くの人間がそれを目にすることになりますが

そのすべての人がまともかどうかなんて誰にもわからない

 

配達した先の女性がモロに好みのタイプだったら・・

仕分けしている荷物に連絡がつかなくなった人の名前があったら・・

手に入らなかった高値で転売できる限定品だと判明したら・・

 

何かアクションを起こす人がいても不思議ではありません

 

なにも起こらないのはプロ意識がまだちゃんと働いているからですが

そのうち大きな事件が起こってもおかしくないと思います

 

この「善意に委ねるシステム」に違和感を感じるんですよね

 

まあ偽名を使うという方法もあるんですけど

それはそれでなんとなく後ろめたい気持ちになります

 

そうではなく「配達には自分で決めたIDを使う」という社会になると

定期的に変更することもできて無用なトラブルも未然に防げるはず

 

はやくそうならないもんでしょうか

 

ではでは