音楽とか、考え事とか

日々考えたことを書いています。

夏フェス、ラッシュボール2015で感じた「伝え方が下手だと何も伝わらない」

先日、夏フェスに行ってきたのですが

ちょっと思うところがありましたのでそれを書きます

 

突然ですが

いや~いいですね、夏フェス

 

今回は大阪の泉大津フェニックスで開かれている

ラッシュボールRUSH BALL)というフェスに参加したのですが

あのお祭り感は何度行っても興奮します

 

朝から晩まで大声で叫んだり、気持よく揺れたり、

手を振り上げたり叩いたり、時にはしっとり聞き入ったりと

 

音楽にどっぷり浸ることが出来てサイコーの二日間でした

 

ただその中で一つだけ「んん?」と思ったことがあったんです

 

「ただ楽しいってだけのやつはオレはいらない、メシでも食ってきてくれ。

ちゃんと何か持って帰ってくれよ、楽しいだけならロックじゃなくてもいいだろ。

わかってんのか?全然伝わってこないんだよ」

 

というMC(曲間でのしゃべり)をするバンドがいたんです

 

これ「んん?」って思いませんか?

楽しいだけで聞いちゃダメなように聞こえます

 

僕なりに解釈してみたんですが

 「わあわあ騒ぐだけじゃなくって曲に込めたメッセージを感じて欲しい」

ってことが言いたかったのかな

 

確かに目の前でサークルを作ってステージも見ずに自分たちだけで騒いでる奴らを見ると思うところもあるんでしょうね

 

あいつら音楽をダシに使って騒ぎたいだけですから

 

~サークルについては以前書いたこちらを参照~

rikutukoneo.hatenablog.com

 僕もこのサークルが大嫌いですので気持はよくわかります

 

でも上記のような言い方だと

楽しんでいるすべて観客を否定しているようにも聞こえます

 

それに「メッセージを受け取ってくれ」と言ってる割にはこのバンドの曲は英語詞ばかりで、聞いてるだけじゃ何を言ってるのかさっぱりわかりません

「だったら日本語で歌えよ」ということになります

 

伝えたいことがものすごくわかりづらいんですよね

でもこれってすごく損してると思います

 

すぐ後にドラゴンアッシュのKJさんもステージで同じようなことを言っていたのですがこちらは言い方がすごく上手で

「同じことを言っててもこんなに伝わり方が違うんだな」と強く認識しました

 

たしか

 

「欲張り過ぎかもしれないけど、ただ楽しむだけじゃなくってなにか感じて欲しい、なにか受け取って持って帰って欲しい。オレたちはそう思って音楽をやってる」

 

というような感じでした

 

同じことを言ってても後者のほうがグッとくるでしょ?

 

前者のバンドの言い方だと「なんかロックって面倒くさいよね」ってことになりかねません

楽しいだけで聴いたらアカンのかい!ってなりそう

 

後者だと「歌詞をしっかり聴こうか」とか「あとで歌詞を検索して読んでみよう」って気になるかもしれません

 

これってものすごい差だと思うんですよ

 

いいことを言ってても伝わらないと意味が無い

数万人の前で話してるのに自己満足で終わっちゃうともったいないと思うんですよね

 

「若者のロック離れ」というのがもし起きているんだとしたら

それはリスナーが望む価値を発信する側が提供できていないからです

 

価値を感じないから聴かなくなっちゃうんです

 

「どうすればもっと伝わるのか」ってのを

真剣に考えてほしいなーと思う夏の出来事でした

 

ではでは