最近は世の中が個人主義になってきていますね
食事も家族一緒ではなくそれぞれが別の時間に別のものをとったり
友達と一緒にいても会話せずにそれぞれがスマホに夢中だったり
昭和の古き良き時代のように(古い時代がよかったとは思っていませんが)
「団体のルールを重視してペースを合わせる」というのが社会の常識ではなくなりつつあるようです
それはそれですごくいいことだと思うんですけど、そうなってくると「車の運転」による道路事情はすごく危険になってきていますよね
決められたルールをそれぞれが守って円滑に流れるのが車社会の大前提なので、それぞれが勝手なことをすると危なくて仕方ありません
最近こういうのをよく目にしませんか?
・2車線道路なのに右車線を遅いスピードで走り続ける
・合流で周りをよく見ず強引に車線に割り込んでくる
・駐車場などから道路に出る際にまったく流れを読んでいない
・合図もせずに突然端に車を寄せて停車する
なんて挙げだすとキリがありません
ああ、うっとうしい
「スマホを見ながらの運転」なんかはその最たるものですね
高齢ドライバーの増加、中年の思考停止、若年の個人主義化で、現在の道路事情は非常に危険になってると言っていいと思います
1日も早く自動運転車の実用化を望みますね
こういった話になるとたいていは
「わかるわかる、危ないよねー、そういえばこの間もこんなことがあってさ・・・」
という展開になりますから
相当な頻度で「非常識なドライバーを目にしている」ということです
でも
ほんとうに危険なのはこういった「非常識なドライバーによって道路が危険になっている」ことだけじゃないと思うんです
もっと危ないのは
「危険だと認識しているのに個人個人が何も対策をとっていないこと」
だと思うんですよね
危ないんだったら運転をできるだけ控えればいいはずなのに「だから最近はめったに運転しないようになった」なんて一度も聞いたことがありません
答えは簡単で車がないと不便な場所に住んるからです
しかもそういう人は車を乗る前提で仕事を選ぶことも多く通勤にも車を使っていたりします
車ありきで生活設計してるんですね
まあ、そういう場所にすでに住んでしまっているのはある程度しかたないとしても、車を使わない生活を考えることも大事だと思うんです
駅から歩ける場所に住んだらとういう生活になるのか?
実際に引っ越すかどうかは別にして具体的にイメージすることで気づくこともあります
そうすると自分の子供が独立する際にそういった視点でアドバイスをすることができます
もし今までに一度も考えたことがないなら、時間をとって真剣に考えてみたり家族で話し合ってみては?
子供にアドバイスが出来ないってことは、危険を自分事として捉えていないってことになります
これからもっともっと高齢化は進んでいきます
・身体能力も判断能力も衰え
・周りに気を配ることがおろそかになり
・急な変化にとっさに対応できなくなって
・事故を起こす可能性が高くなる
思考停止もとまらないでしょう
便利になればなるほど、何も考えなくても生きていけるんです
さらに、ここまで進んだ「個人主義」がそう簡単に方向転換するはずがありません
行くところまで行って深刻な事態にでもならない限り、まだまだ個人主義の時代は続くんじゃないかな
そういうドライバーが道路にあふれているのに「頻繁に運転する」のはリスクが高いということをキチンと認識したほうがいい
普段から車で移動している人って特に何も考えずに「移動は車」ってなりがちでしょ?
それがリスクが高いなら別の選択肢を考えてみてもいいと思うんです
本当に車が必要なのか?
大事な視点だと思います
ではでは