好きなことをして時間を過ごすというのは至福の時間ですが、その「好きなこと」に自信が持てない人がいます
先日近しい人と話してるときに、彼女が実は読書が好きだという話になりました
漫画を読んでいるところしか見たことがなかったので「読書って漫画のことでしょ?」とからかうとムキになって否定してきます
「いや、普通の本も読むから!」ってな感じ。
でもどうも信じられなかったので更にもうちょっと茶化してみたら、その彼女は「私、読書好きだよね~?」と周りに同意を求めだしたんです
この行動にものすごく違和感があったのでちょっと考えてみました
話を聞いてみると、かつては活字の本もけっこう読んでいたらしいのですが、ここ何年かは漫画しか読んでないんだそうです
ああ、漫画が悪いと言ってるんじゃないですよ、ぼくも漫画は大好きです
でも「何を読むか?」なんて本人の勝手ですから他人にとやかく言われる筋合いはないし、もし何か言われたとしても気にする必要はありません
なのにその子はムキになって読書好きをアピールしてきたうえに、信じてもらえないと周りに同意を求めて「好きであること」を証明しようとしました
これって自信の無さからくる行動だと思うんですよね
「私、今は漫画しか読んでないけど前は活字の本も読んでたよね?ねえ知ってるでしょ?こいつに言ってやってよ!」
そんな声が聞こえてきそうでした。
漫画って昭和の頃は若者をダメにする「堕落した楽しみ」みたいに言われてましたけど、今はもう完全に市民権を得ていますよね
「漫画好きで何が悪い!」ぐらいでいいと思うんです
活字の本が上で漫画が下なんてことはありませんから、好きなのを読めばいいと思うんですよね
それでも、どうしても世間の評価が気になるのならしっかりとお金を稼ぎましょう
そうすれば誰も非難しなくなりますし、収入は自信につながるから周りの目も気にならなくなります
世間体なんか気にせず好きなことに没頭できるのが、楽しい人生だと思うんです
もちろん漫画に限らずにねー
ではでは