音楽とか、考え事とか

日々考えたことを書いています。

音楽は好きだけど音楽業界はあまり好きになれない

なぜかというと真剣にビジネスをしていないから

 

それがユーザーに不便を強いる形になり、転売問題に発展してると思うんです

 

CDが売れなくなってきて収益の柱がライブになっているのに、その売り上げを最大化する努力をしてるようにはどうしても見えないんですよねー

 

半年前からチケットを予約させておきながら「転売防止!」の名目で公演の直前までどの場所で見れるのかもわからない

半年後の予定なんて誰にも分らないんだから、どうしても予定が合わない人もいるでしょう

 

でもキャンセルもできなければリセール対象の公演もごく一部で、なら譲れる知人がいればいいんだけど、なかなかそう上手くいかなかったりする

そうすると転売するしかないと思うんですが「絶対許さない!」なんてアナウンスがあちこちから聞こえてきます・・

 

この辺りは以前にも書いています

rikutukoneo.hatenablog.com

rikutukoneo.hatenablog.com

rikutukoneo.hatenablog.com

自分たちが真剣に商売をやっていないから転売市場が拡大するのに「許さない!」なんて感情論をぶちまけるだけで誰も根本原因を正そうとしないんですよね

 

根本原因はチケットの価格が安すぎるのと「全席抽選による同エリア同価格販売」していることです

 

僕がよく行く大阪城ホール公演を例にとって説明してみますね

「大阪城ホール 座席表」の画像検索結果

 

アリーナスタンディングー7500円

2階スタンド指定席ー7500円

完売してから立ち見を販売

さらに直前で見えにくいサイドぎりぎりのスタンド席を販売

(この席は演出が楽しめません)

 

なんてことが多いんですが、本来ならこれを「それぞれの場所で価格差」をつけるといいと思うんです

 

アリーナ Aブロックー20000円

     Bブロックー12000円

     Cブロックー8000円

それ以外の後ろのブロックー4000円

 

それぞれのブロックで真ん中とサイドの端とでは価格差をつけてもいいですね

 

2階スタンド席 1列目~3列目までー15000円

         4列目~真ん中通路までー10000円

         通路~最上部までー5000円

 

CDEブロックは演出などがすごく見やすいので少し高くしてもいいかも

 

2階席の後ろの通路で立ち見ー3000円

 

こんな感じで場所によって価格差をつければ「一律7500円!」なんかよりずっと儲かると思うんです

 

それにこうすれば完売しない席や場所が出てくる可能性があり、それが転売防止につながるかもしれません

 「少しでも前で観たい!メンバーの顔を見たい!」というニーズもあれば「最後方でも真正面でステージ全体を見渡したい!」という人もいるでしょう

「立ち見でいいから3000円なら行ってみようかな」なんて声もあるはず

 

前にも書きましたが7500円で1万枚売るよりも、平均10000円で8千枚売るほうが儲かる上に取りこぼしが少ないんです

急に予定が空いて参加できる人がいても「完売していて転売チケット2万円!」だと、参加するのはなかなか厳しいと思います

投げ売りの「激安当日転売」は受け渡しの不安もありますしねー

 

そんな現状をきっと業界側も把握しているのに、どうも「完売!」にこだわりすぎている気がしてなりません

 チケットが8割売れたら「損益分岐点」を超えるように設定すべきじゃないでしょうか

 

「いつでも行けるようになると価値が下がる」というのも確かに真理でしょう

 ならせめて本気度の高い人だけでも確実に参加できるシステムにしてもらえないでしょうか?

 

僕はサカナクションのファンなので年間会員に入っており(年会費4500円)チケット先行には当選しやすくなっています

でも東京や大阪の公演はオーダーが集中するため「年間会員なのに落選することがある」とボーカル山口一郎さんがおっしゃっていました

 

ならどうしてそれらの公演の金額を上げないんでしょうか?

不公平?そんなことはありません

 

高いお金を払ってでも参加したい人たちが本気度の高い人であり、そういったコアユーザーのニーズに応えることは商売の基本なんです

そしてその高く支払ったお金はすべてが運営側が受け取るべきで、絶対に転売屋に回るべきではありません

 

そうやってチケット価格を高くしないから利益を取りこぼしちゃうんです

 

他の公演が7500円で東京や大阪だけ9500円だったら、集中するはずだったオーダーの何割かが他の公演に流れるはず

その結果、希望した人が希望した公演に行くことができればサイコーです

 

なかなかそんなキレイに振り分けられないとは思いますが、やってみてデータを集めないと何も始まりません

修正しながら戦略を立てていかないと「より良いほう」には向かわないと思うんです

 

トライ&エラーは商売の基本!

本当に観に行きたい人が参加できるシステムをそろそろ誰かが試してほしい

 

そういうと「お金のない学生が参加できない!」「若者を取り込まないと衰退の道をたどってしまう!」といった声を聞きますが、それなら「学生300人無料招待!」なんてやればどう?

 

その分の損失をチケット代に乗せても誰も文句言わないですよ

 

「チケットに格差をつけたり細かい注文をするとプレイガイド側に支払う手数料が増えてしまう」という意見もありそうですが、それも含めてチケット代を決めていいのでは?

 

「ライブ公演はグッズの売り上げしかバンドサイドの利益にならない」なんてことをMCでたまに耳にします

グッズ販売促進のための営業も含んでいるとは思うのですが、100%営業トークとも思えません

 

1万人を熱狂させる商売がそれでいいんでしょうか?

誰かが風穴を開けてくれるのを熱望しています

 

あ、それと、そろそろ予約は一人一枚限りにすればどうですか?

これだけで転売は激減すると思いますよ

 

ではでは